一昨日も記事にしましたが、本日、松田直樹選手が３４年という短い生涯に幕を下ろしました。
プレーの素晴らしさはもちろんの事、人間としても本当に多くの人から愛される、素晴らしい
プレーヤーだったと思います。
本当に悲しいけど、今までありがとう・・・あなたは本当に偉大なプレーヤーでした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
さて、かなり久々ですがジュビロの事を書こうと思います。
昨日はスルガ銀行カップが行われ、コパ・スダメリカーナチャンプのインディペンディエントと対戦しました。
昨日は都合によりテレビ観戦となりましたが、結果は２－２からPKを制したジュビロが勝利。
国際タイトルと賞金３０００万円を手にしました。
前田、金園の怪我、小林の体調不良などでベストな布陣が組めない中、昨日の勝利は
見事だったと思います。
そして、今期のジュビロを象徴するように、途中出場の小林、金園が躍動、スタメンの山田とともに
ルーキートリオの活躍で勝利したと言っても過言ではないですね。
特に小林が入ってからのジュビロは、中盤で一気に落ち着きを取り戻し、ペースを引き寄せることが
できました。改めてこの小林裕紀という選手の凄さに感服しました。
ジュビロのルーキーでは山田が周囲の注目をおおいに集めていますが、はっきり言ってジュビロは今、
「小林のチーム」
と言ってもいいくらい、チームの調子が小林の出来に左右されていると思います。
そして、山田もですが小林もメンタル面がめちゃくちゃ強いですね。
度胸がある、というのか何と言うのか・・・
あの緊張するPK１番手で、しかもあれだけ相手GKの揺さぶりがあったにもかかわらず、ひょうひょうと
ゴール隅に蹴りこむあたり、並みの心臓じゃ出来ないです。
低迷期、ずっと悩みの種だった「球を捌ける、ゲームの作れるボランチ」
長い間ジュビロにいなかった存在が、ようやく出来たのでは、と思います。
絶対的な技術と正確な足元を持つ天才アタッカー、山田。
ゴールを引き寄せる「何か」を持っているストライカー金園。
豊富な運動量と巧みなポジショニングでゲームを作るボランチ小林。
そして、この３人とも共通して持っている「強いハート」。
本当に今年のルーキートリオは大当たりですね。
ジュビロが今年の補強失敗とか言っていた解説者等々はどう思ってますかね？？
ジュビロ強化部のビジョンもかなり評価できると思います。
適切に必要なポジションの補強を行い、新人獲得も明確なビジョンの元行っているのがよく分かります。
今年獲得に動いている関大の櫻内渚（既に内定）、流経の山村和也、比嘉祐介、浜松開成館校の木下、
全てDFの選手です。
昨年は山田、小林、金園というどちらかといえば攻撃の選手を獲得、今年は世代交代も考えてDFの選手
を獲得に動く。
で、外国人はパクチュホの移籍でどうするのかと思っていたら、サンパウロFCのレギュラーボランチ、
久々のビッグネームであるブラジル人ロドリゴ・ソウトを獲得。
左サイドバック問題をよく言う人がいますが、俺は山本脩で全く問題ないと思ってます。
比嘉が獲得できた場合でも、山本脩をファーストチョイスで問題ないです。
ここ最近は守備でもかなり貢献してるし、攻撃はもともとセンスありますし、クロスの精度はまあ・・・ですが、
パクチュホもクロスは期待できなかったですから。
そして、何と言っても９０分間走り続けられるスタミナが彼にはあります。
サイドバックとして申し分ないです。
脩斗がダメだと言ってる人たちは、誰なら納得しますか？？
どのチームも左サイドバックは手薄ですよ？？？
長友あたりじゃなきゃ納得できないですか？？？
あと、監督ですが、俺はここも別に後２～３年は柳下さんでいいと思ってます。
采配に問題があるとか言ってる人はどういう采配なら納得しますか？？
監督は試合だけでなく、練習も見てるんですよ？？
その監督が選んだ選手なんだから、確固たる理由があるんだと思いますよ。
プロの監督なんだし。
選んだ選手が活躍できないと、それは監督のせい？？
違うと思います。
選手もプロ。
選ばれた以上、自分の最大限のパフォーマンスを見せないと。期待されて選ばれたんだから。
監督に苦言を呈されても仕方ないですよ。
今年のジュビロは、ここ近年の甘ちゃんサッカーから大きく脱却できているし、現時点では
降格ラインもあまり気にすることなく戦えています。
昨年から比較しても見違えるほどチームは良くなってます。
このまま明確なビジョンで進んでいけば、本当に近い将来、「常勝」と呼ばれるチームになっていく期待を
持てますよ。
何にしても、俺はジュビロ磐田を応援します。
